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2025年9月17日 07:00

中村雅俊、初監督作「五十年目の俺たちの旅」50周年で映画化、新旧キャスト集結

中村雅俊、初監督作「五十年目の俺たちの旅」50周年で映画化、新旧キャスト集結
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俳優の中村雅俊(74)が初監督を務める映画「五十年目の俺たちの旅」が、2026年1月9日に公開されることが17日、発表された。あわせてポスタービジュアルと特報映像が公開となった。

1975年に始まった青春ドラマ「俺たちの旅」は、放送開始50周年を迎える節目の年にオリジナルキャストが再集結。20年ぶりの続編で、シリーズ初の映画版となる。

「俺たちの旅」は、東京・吉祥寺を舞台に、カースケ(津村浩介)、グズ六(熊沢伸六)、オメダ(中谷隆夫)の3人が織りなす青春群像劇。中村演じるカースケ、秋野太作(82)演じるグズ六、田中健(74)演じるオメダのほか、オメダの妹・真弓役で岡田奈々(66)も出演する。

ドラマは放送終了後も、節目ごとにスペシャル版「十年目の再会」「二十年目の選択」「三十年目の運命」が制作され、世代を超えて愛され続けてきた。今回の映画は、その集大成ともいえる作品。

今回発表された追加キャストは、オメダの娘・真理役に前田亜季、カースケの工場で働く紗矢役に水谷果穂、青年・克史役に福士誠治、オメダの妻・小枝子役に左時枝。世代を超えた俳優陣が物語を彩る。

企画・脚本は、昭和の名作を数多く手がけた脚本家・鎌田敏夫氏。これまでメインディレクターを務めた故・斎藤光正監督の演出を間近で見てきた中村が、その“旅”の世界観を映画に移し替える。また今回も主題歌「俺たちの旅」はじめ、挿入歌も務める。

公開されたポスタービジュアルは、青春の舞台として印象的な井の頭公園で、懐かしいギターを手に笑顔を見せる4人の姿。中央に立つカースケが、物語の軸となることを予感させる。

特報映像は、カースケの「生きていくって楽しいものなんだよ、そう思わないか」というセリフから始まり、当時の映像と現在の姿が交錯。70代を迎えた彼らが「人生の最後に本当にやりたいこと」を探す姿を描く内容となっている。

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