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女優の田中麗奈（45）が来年4月公開の映画「黄金泥棒」で主演を務めることが17日、発表された。
今作は、田中演じる人生に退屈していた専業主婦・藤根美香子が、“金（きん）”に魅せられ、“100億円の秀吉の金茶碗”を盗み出す痛快クライム・コメディー。自分らしい幸せを求め、人生の大ばくちに打って出た美香子の滑稽ながらも愛らしい姿が描かれる。
さらに、美香子の心に闘志を燃え上がらせるクセの強い金城光輝役を森崎ウィン（35）が演じ、監督を「夜を越える旅」や「断捨離パラダイス」などで知られる萱野孝幸氏が務めることも発表された。
田中は「最初、『私が人生で演じるという手段を手に入れてなかったら、もしかしたら美香子のようになっていたかもしれない。。』と、私の分身だと感じながら撮影を重ねていきましたが、だんだんと美香子が“私を使って”人生を謳歌（おうか）していくような感覚になりました」と振り返り、森崎については「役作りのために出来る男のリサーチをされていたり、人間観察をしたりと、色々と材料を集めて金城光輝という一癖ある役をとても魅力的に演じていらっしゃいました」とコメントした。
また、森崎は「少し意地悪な光輝を演じていて大変な場面もたくさんありましたが、思い切って暴れさせていただきました。きっと映画をみられたあとは嫌われそうな気がします。笑」と明かした。
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