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アメリカの俳優で映画監督も務めたロバート・レッドフォードさんが16日、亡くなったことが分かった。89歳だった。死因は明らかにされていない。
レッドフォードさんは、1936年カリフォルニア州生まれ。ブロードウェーの舞台でデビューし、69年にポール・ニューマンさんと共演した映画「明日に向かって撃て！」で一躍脚光を浴びた。
また、73年公開の映画「スティング」では、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたほか、80年公開の映画「普通の人々」で監督を務め、アカデミー賞の作品賞や監督賞など、4部門を獲得した。
2016年にはアメリカで文民に与えられる最高位の大統領自由勲章を授与され、その後、18年8月に、映画「ジ・オールド・マン・アンド・ザ・ガン（原題）」（同年9月米公開）をもって俳優業を引退することを発表。俳優業の引退について「これで十分だ。明るくてポジティブな作品で締めくくろうと思った」と話していた。
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