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2025年9月17日 16:56

新海誠氏の言葉に、松村北斗が感謝「やっと安心して一歩進める」

新海誠氏の言葉に、松村北斗が感謝「やっと安心して一歩進める」
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「SixTONES」の松村北斗(30)が17日、都内で映画「秒速5センチメートル」(奥山由之監督、10月10日公開)の完成披露試写会を行った。

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原作は、アニメーション監督の新海誠氏が手掛けた2007年公開の同名劇場アニメーション。小学校卒業とともに離れ離れになった遠野貴樹(松村)と篠原明里(高畑充希)の特別な思いと、時の流れによるすれ違いを描く。

原作のファンである松村は、原作への尊敬の思いを語り、「実写版で初めて出会って、初めて物語に触れる方も多い。そこのバランスであったり、アニメーションの時はどうだったんだろうという興味とか、モノを知ることへのきらめきが増えていったらいいなと思う」と言葉に力を込めた。

イベント終盤には、新海氏も登場。新海氏にとって、原作のアニメーションは「20年くらい前にまだアニメの作り方もあまり分からないままに、アパートの一室で見よう見まねで作った作品」で、「裏で話を聞いていたら、皆さんが“不朽の名作”みたいに言ってくださって、大した作品じゃないんです」と謙遜。

実写化を聞いた際には「もっといい原作があるのでは」と不安になったそうだが、「試写を拝見したら、あまりにも素晴らしかった。見ているうちに何だか分からない涙が出てしまって、自分のが原作の映画なのに泣かされてしまったという、経験したことのない感動でした」と絶賛した。

この言葉に松村は「新海さんが原作者であるということが、かなり不安な理由でもあった。こういう感想をいただくと、やっと安心して『次はお客さんに』と一歩進めるお言葉でした」と感謝していた。

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