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元日向坂46で女優の齊藤京子(28)が、17日から開幕した、第30回釜山国際映画祭のオープニングカーペットイベントに登場した。齊藤は「アジア映画の窓部門」に出品された「恋愛裁判」(深田晃司監督、来年1月23日公開)に、映画初主演している。
今作は、齊藤演じるアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンター・山岡真衣が、「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、きらびやかなアイドル業界の裏側に潜む孤独や、犠牲、自己を取り戻すための闘いが描かれる。
主演の齊藤は、華やかかつ構築的なデザインのシルバーのドレスに身を包み登場。会場からは大きな拍手と歓声が巻き起こり、現地メディアや観客からの歓迎に笑顔で応じた。
セレモニー終了後に感想を聞かれた齊藤は「約5カ月前に参加したカンヌに続いて、2回目のレッドカーペット参加となりました。カンヌの時とはまた違った雰囲気で、一般のお客様も多く、映画に対する熱気を強く感じました。カンヌでのレッドカーペットはあっという間に終わってしまった感覚だったので、今回は『かみしめて歩こう』と意識したにも関わらず、やはり一瞬でしたが本当に幸せな時間でした。釜山国際映画祭という場に作品を携えて参加できたことは『一生忘れない思い出』になりました」と思いを語った。
深田監督は「これまで釜山国際映画祭で作品を上映いただいたことはあったが、レッドカーペットを歩くのは初めてだった。一般の観客も多く、韓国の人々がどれほど映画を愛しているかを感じることができた」と振り返った。
また、今作が、現地時間24日から行われる第9回平遥国際映画祭のGalas部門へ正式出品されることも決定した。
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