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2025年9月19日 09:00

永作博美×垣谷美雨×大九明子の3人が描く痛快エンタメ「あきらめません!」映画化決定

永作博美×垣谷美雨×大九明子の3人が描く痛快エンタメ「あきらめません!」映画化決定
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小説家・垣谷美雨氏の人気小説「あきらめません!」が映画化され、主演を女優の永作博美(54)が務めることが19日、発表された。

永作は本作で、セカンドライフのはずが予期せぬ展開に巻き込まれる主人公を演じる。

原作は、誰もが直面する社会問題をユーモラスに描く作風で知られる垣谷氏の同名小説。これまでに、2021年に映画化された「老後の資金がありません」や、2018年にドラマ化された「結婚相手は抽選で」など、人々が抱える身近な悩みをコミカルに描いた作品で多くの共感を集めてきた。

物語の主人公・霧島郁子(永作)は、夫・幹夫の退職を機に、夫の実家がある田舎へ移住を決意。結婚して約30年、共働きとワンオペ育児を終え、二人の娘も独立。都会のマンションから庭付き一戸建てに移り、悠々自適な生活を送るはずが、待っていたのは閉鎖的な地域社会のしがらみだった。そんな郁子に目を付けた老齢の女性市議の後押しで、市議会議員選挙に立候補することになるのだが。

監督・脚本は大九明子氏。映画「勝手にふるえてろ」や「私をくいとめて」で数々の映画賞を受賞し、今年4月公開の「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(原作「ジャルジャル」の福徳秀介)ではロングランヒットを記録した。

永作、垣谷、大九という個性豊かな女性3人がタッグを組み、世界的にも注目される「女性の立場」をテーマにしながら、社会派に偏らない痛快なエンターテインメント作品を目指す。

撮影は9月後半から石川県能美市や小松市を中心に行われ、公開時期や詳細は後日発表される。

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