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篠原ともえは、制作したドレスのこだわりはフォルムだといい、「このオリエンタルなフォルムというのはすごく独特な形ではあると思うんですけれども、それは宮内庁正倉院事務所さんからいただいた貴重な3Dデータにもとづいて、なるべく宝物そのままの形を残したいというのは、大きなポイントとして大切にしました。3Dデータから衣装を作るのは私自身も初めてのチャレンジでしたので、皆さんが宝物を実際に覗き込んでいるような気持ちになっていただければうれしいなと想像しながら、制作しました」と振り返った。

グッズのポストカードも紹介。「今回の私たちの作品のかけらを持っていっていただきたいなと思いまして、5枚セットのポストカードにしました。ビジュアルは、私の夫であるアートディレクターの池澤樹が担当しました」と伝えた。

身に着けているイヤリング・リング・ブレスレットのアクセサリーも、デザインチームと一緒に制作した、正倉院宝物のモチーフにした1点ものだという。

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