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映画「宝島」(大友啓史監督)の公開初日舞台挨拶が19日、都内で行われ、登壇した俳優の妻夫木聡(44)、広瀬すず(27)らが、撮影中のエピソードを語った。
一体感を特に感じた瞬間についてもトークが弾んだ。
妻夫木は「すずちゃんと窪田(正孝)くんの結構長いシーンがあって、夜のシーンでおそらく3日ぐらいはかかるだろうと言われていた。どうなるかな〜と思っていたら、1日で終わったんですよ。その時、みんなが“2日間休める!”となって、歓喜したんですよね。あの時、初めて一体感を感じましたね」とぶっちゃけて笑いを誘った。
そのシーンの撮影について広瀬は、「丁寧に時間をかけて撮るシーンが多かったので、(撮影に)3日間かけると、どんどん熟成されて、感情のぶつかり合いがどうなってしまうのかな!?と、本当にホテルの部屋から出るのに足が重かった。でも、監督が“一連で撮っちゃおう”と言ってくださったことに対して、スタッフの皆さんも、そこにのれる柔軟さと熱量がすごくて、改めて大友組って強いなとすごく思う日でした」と明かした。
そして、そこで生まれた2日間の撮休については、妻夫木が「みんなで親睦を深める意味で、バーベキューをやりましょう! となって、僕とすずちゃんは行った。みんなで肉やらを買って行ったんだけど、永遠と火が付かなかった。着火剤とかも全然無くて、風が強くてすごく付かなくて、“みんな、どれだけバーベキュー素人なんだろう”というぐらいに火が付かなくて、なかなか食べられなかったね」と振り返ると、広瀬も「でも、その時も一体感がありましたよね。もう、その辺にあるもので、みんなでとりあえず頑張るという」と笑顔で付け加えた。
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