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女優の南果歩(61)が20日、都内で、主演映画「ルール・オブ・リビング〜“わたし”の生き方・再起動〜」(グレッグ・デール監督)の公開記念舞台挨拶を行った。
南演じる、ルール通りに生きてきたバツイチのキャリアウーマンが、アメリカ人バックパッカー(グレッグ)との突然の同居生活を通じて、新しい生き方を模索していくハートフルコメディー。
撮影はコロナ禍だった2021年に行われ、南は「もう本当に心配でした、今日まで。4年前に撮影して、スーパーインディーズな映画です。監督をはじめ、キャストの熱意だけで出来上がった作品なんですけど、こうして公開できるって感慨深いです。今日は来て下さってありがとうございま〜す!」とテンション高く、声を張り上げて挨拶した。
グレッグ監督とは以前、舞台の演出家として出会い、そこから友人関係を継続してきた仲。「初めてグレッグが、シナリオを書いて、監督をして、出演もするという作品に、出て欲しいと言われて、脚本を読んだ時に『待っていました!』という感じでした」と即オファーを快諾。「日本の映画界にも、中年女性の活躍の場がやっとやって参りました! って感じです」と作品との出会いを喜んだ。
撮影は3週間と短期間とあり、「朝から夜中まで…かなりブラック企業です」と笑いを誘いつつ、「この映画で、笑ってリラックスした後に、言葉は通じなくても何かシンパシーを感じるとか、別の文化に興味を持つとか、他の言語を知ってみたいとか、好奇心を持つきっかけになってもらえたらうれしい」と呼び掛けた。
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