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俳優・阿部寛(61)が主演する映画「俺ではない炎上」(26日公開、山田篤宏監督)の場面写真が21日、解禁された。
原作は、小説家・浅倉秋成氏の同名小説で、SNSの恐怖と現代社会の問題を描いたサスペンス作品。ある日突然SNSで身に覚えのない事件の犯人に仕立て上げられ逃亡をはかる主人公・山縣泰介を阿部が演じる。また、「なにわ男子」の長尾謙杜(23)が、泰介の取引先企業の若手社員・青江を演じている。
今回解禁された場面写真は、青江が泰介から資料の細かい指摘を受けて悲しげにうつむく姿を切り取ったカットだ。そんな青江を演じた長尾は「現代の若者の態度や考え方を“表現”している青年です。最初のシーンでは、修正できていない書類を山縣さんに怒られて、一生懸命やったのにしょんぼりしてしまう。そんな姿やふてくされる態度も、『あるよね!』と思えるキャラクターだと思います」と自身の演じた役柄を話した。
また、本作の台本を読んだ感想について「タイトルを見た時は『どういうことなんだろう?』と思いましたが、読み進めるとまるで現代を表現しているかのようで。ひとつのSNSのつぶやきがどんどん大きくなって拡散されていく事件なので、今この作品が日本で描かれることの大切さを感じました」と本作の魅力を話した。
さらに、青江が暗闇の中で何かに視線を向けるシーンも解禁された。
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