“愛”について問われた森田剛「本当に宝物になりました」

舞台「パルコ・プロデュース 2025『ヴォイツェック』」の開幕前会見が、21日に東京芸術劇場で行われ、俳優の森田剛（46）、伊原六花（26）らが、プライベートについても語った。

主演の森田が、暗い過去に苦しみながらも愛を求めるヴォイツェックを演じることにちなみ、自身が愛してやまないものについて質問が。森田は「ありますけどね〜。植物…アガベが好きですね。でも、これは言ったところで伝わらないんですよね」と苦笑いし、「こういう暗い話だから、空とかを見ていますかね。朝起きたら空を見る」と答えた。それでも自身の回答がしっくりこなかったのか、「皆さんとの稽古を含めたこの時間が、僕にとってはいとおしい時間でした。本当に宝物になりました。皆さんとの時間を愛情込めて、全力で最後まで駆け抜けたいなと思います」と、意気込みを交えたキレイな回答でまとめ上げた。一方、伊原は「私はお家にいる、モモンガとトカゲです！以上です」と笑顔で言い切っていた。

取材の最後に森田は、観客に向け「とにかく、やるだけって感じです。本気でやります。だから見に来てください。見に来てくれた方は、その場で起こっていることを素直に感じてもらえたら良いなと思います。楽しみにしていてください」と呼びかけた。