俳優の當真あみ(18)、齋藤潤(18)らが22日、都内で行われた映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」(10月17日公開)の完成披露試写会に登壇した。
作家・芥川なお氏の小説を酒井麻衣監督が、実写映画化。今作は、限られた時間の中、全力で恋をする桜井萌(當真)と佐藤日向(齋藤)の胸が締め付けられるラブストーリーであるとともに、自分らしく人生を駆け抜けた萌を見守る両親と友人たちの葛藤と優しさが胸に迫る、全世代の涙を誘うヒューマンドラマ。
今作が長編映画初主演となる當真は、オファーを受けた際の心境を、「一番は、“やった〜!うれしい”という気持ちがありました。また、自分の現場での振る舞いとか、お芝居一つひとつでどんどん雰囲気が変わっていくんだろうなということに、ちょっとプレッシャーを感じながらも、楽しんで頑張っていけたらなと思いました」と回想。また、完成した作品を見た感想についても、「試写を見た時に、人に顔を見られたくないなというぐらい泣いて。私は試写を自分の役目線で見ることが多いので、そうなると、萌に向けてくれた愛が画面からビシビシ伝わってくるので、そこに結構ウルッと来ましたね。特にお父さん・お母さんのシーンと、13年後の(萌の親友)麗ちゃん・日向くんのシーンは、個人的にすごくグッときたというか、抑えようと思ってもつい涙が出ちゃった」と明かした。
齋藤は當真と、今作のあと、當真主演のドラマでも共演している。當真について、「主演として、とてつもないプレッシャーがあるんだろうなと本当に感じていたんですけど、それを周りに出さずに、僕も撮影期間中はずっと引っ張っていただいていました。ドラマの撮影中も、チーム、そして同世代のみんなをまとめ上げる存在でいてくださったので、本当に頼もしかったです」と全幅の信頼を寄せていた。