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俳優の福山雅治(56)、有村架純(32)らが23日、都内で行われた、映画「ブラック・ショーマン」(田中亮監督)の大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。
原作は作家・東野圭吾氏のヒット作「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」。福山演じる元マジシャンの神尾武史が、卓越したマジックと巧みな人間観察&誘導尋問を武器に、めいの真世(有村)とともに、大切な家族が殺された事件の謎に挑む。
今月12日に公開され、22日までの公開11日間で観客動員数96.5万人、興行収入13.3億円を超えるヒットを記録した。
福山は「ヒットを目指し一丸となって頑張ってきたんですけど、実際こうやって結果が出るとうれしいです」と喜んだ。
有村は「興味をそそられる何かがこの作品には宿っているのかもしれないですし、この作品が皆さんの中で気軽に足を運べるような作品だったり、見終わったあとにいい時間だったなと思って下さる方がこんなにたくさんいらっしゃったと思うと、この映画に参加できて良かったなと思います」と今の思いを明かした。
福山は周囲から、劇中で披露したマジックを褒めてもらったという。「(私は)50代ですから、50代の人が今までやったことないことをやって、できている感じが、親心のように褒めてくれるんでしょうね」と分析し、「年を取ることは、できていたことができなくなることの方が多い。そんな中、新しいことができるようになったことは僕にとって励みになりますし、うれしいことです」としみじみと語った。
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