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俳優の吉永小百合、佐藤浩市(64)らが24日、都内で行われた、映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」(阪本順治監督、10月31日公開)の完成披露試写会に登場。佐藤は、吉永の“ジョーク”にタジタジになったエピソードを明かした。
女性初のエベレスト登頂を達成し、生涯で76カ国の最高峰・最高地点の登頂に成功した登山家の故・田部井淳子さんの実話をもとにしたストーリー。
吉永と夫婦役を演じた佐藤は「僭越なんですけど、劇中は(田部井)ご夫婦が呼び合っていたように、撮影期間だけ『“お母さん”と呼んでもよろしいですか?』とお願いしたら、吉永さんがジョークで返されて、『私、子どもがいないんで』と。『いや、そういう意味じゃなくて…うぅ〜』と」と思わずうなってしまったそうで、「撮影中は無事に“お父さん”“お母さん”と呼び合うことができて、安心して撮影を終えることができました」と安どの笑みで“妻”との思い出を振り返った。
また、佐藤は「小百合さんの向き合い方がとんでもなくて、現場で疲れた顔を一切されない。そうすると、ちょっと若い僕らが『あぁ〜疲れた』って言えないじゃないですか。僕はしょっちゅう口にするタイプなんですけど」と苦笑い。
すると、阪本監督が「浩市くんは結構しんどそうな顔を僕に見せることが多い。(今回は)吉永さんがいない時だけ…」とイタズラな笑みで暴露すると、佐藤は「言うなよ!」と語気を強めて、笑いを誘っていた。
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