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俳優の阿部寛(61)、芦田愛菜(21)、「なにわ男子」の長尾謙杜(23)らが25日、都内で行われた、映画「俺ではない炎上」(山田篤宏監督、26日公開)の公開前日祭に出席した。
原作は、小説家・浅倉秋成氏の同名小説で、SNSの恐怖と現代社会の問題を描いたサスペンス作品。ある日突然、SNSで身に覚えのない事件の犯人に仕立て上げられ、逃亡をはかる主人公・山縣泰介を阿部が演じる。
阿部は演じた役柄について「真剣にやればやるほどおかしいかなと思って。勝手に追い込まれていく役だったので、余計なことはせずに、ガムシャラに逃げようと思ってやりました」としみじみ。「惨めな感じの役はここ10年くらいやっていなかった。(見たかった、大好物という反響に)これからどんどん増やします!」と宣言した。
また、芦田も劇中で激高して怒鳴るシーンなど新しい一面を見せている。芦田は「出せました! ありがとうございます。日常生活でも役でも、あそこまで激高することはなかったので…。でも、役としては許せない気持ちが高ぶるシーンで物語もクライマックスに近づいているので、どこまで思いっきり感情がぶつけられるかは考えながらやりました」と振り返った。
激高された阿部は「昔、深夜にやっているドラマで、芦田さんがある役者さんに説教しているのを見て、それがものすごく好きだったので…久々にきました!」と少しうれしそうに明かした。
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