男女混合4ピースバンド「緑黄色社会」の新曲「My Answer」(マイアンサー)が、テレビ朝日系木曜ドラマ「緊急取調室」(10月16日放送開始、午後9時、初回は拡大スペシャル)主題歌に決定したことが25日、発表された。
同ドラマは、天海祐希(58)演じるたたき上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる作品。これまで連続ドラマ4作品、スペシャル2作品が放送され、12月26日にはシリーズ完結編となる「劇場版『緊急取調室 THE FINAL』」の公開が控えている。
緑黄色社会が同ドラマシリーズの主題歌を担当するのは、2021年放送の第4シーズンに続き2期連続。「My Answer」は同ドラマ主題歌として書き下ろされた楽曲で、作詞をボーカルの長屋晴子、作曲をベースの穴見真吾が担当。理想の明るい未来と、後悔を残すかもしれない現実。そのはざまで、自らの選択を“答え”として生きていく人間の性を描いた楽曲となっている。
緑黄色社会は「大人になるほど重たくなる選択肢。選びたい。選べない。選ばれたい。選ばれたくない。現実を知ってしまったから選び難い道がある。どこか冷静で感情だけでは動けない自分がいる。そんな葛藤こそが、いじらしい人間特有の感情のように思います。どんな結末になろうとも、散々悩んでたどり着いたものならば、それは強い答えなのだと信じていたいです」とコメントを寄せた。
主演の天海は「緑黄色社会の皆さんには、『緊急取調室』の世界観に寄り添った曲を制作してくださっていて、本当に感謝しています」とコメント。「被疑者や被害者に向き合うキントリチームの心情、正義や正しさのはざまで揺れる私たちの思いを丁寧にくみ取ってくださっていて、本当にすてきな曲です。きっと大変なご苦労で作ってくださったのだろうなとありがたく思っています」と感謝した。
11月12日には「My Answer」を表題とした10枚目のシングルが発売されることも明らかに。カップリングには、劇場版の主題歌として書き下ろされた「さもなくば誰がやる」が収録され、10月24日には「My Answer」が先行配信される。