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女優の蒔田彩珠(23)が27日、都内で行われた、主演映画「サラバ、さらんへ、サラバ」(洪先恵監督)の公開記念舞台挨拶に、共演の碧木愛莉(24)とともに登壇した。
茨城の田舎町に住む女子高生カップルの日常と別れを描く短編映画で、洪先恵監督の実体験に基づく作品。各国の映画祭に多数選出され、「第13回ディアスポラ映画祭」(韓国)では観客賞を受賞している。
蒔田は「撮影当時は日本での公開が決まっていなかったのでうれしい。よりたくさんの人に見ていただける」と笑顔。約2年前に撮影し「こういった題材を自分が若いときにやることで、自分の知らなかった世界を知ることができた。改めて若い私たちには明るい未来が待っていると思えた」と力を込めた。
また、オファー時を「これまで同性愛の役をやったことがなくて、女性の方とのキスシーンも初めてだった」と振り返り、「撮影に入る前に、(碧木と)二人で遊ぶ時間を設けてくれたので、楽しく入れた。プリクラを撮ったり、女子高生しました」と笑った。
碧木はオーディションで大役をゲットした。「お相手が蒔田彩珠さんと聞いてとても驚いた。光栄だなと。台本を読んで、これを一緒にできるんだとすごく楽しみになった」と明かした。
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