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2025年9月28日 15:05

ビリーバンバン・菅原進、亡くなった兄とは「すごく仲が悪かったです」

ビリーバンバン・菅原進、亡くなった兄とは「すごく仲が悪かったです」
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兄弟デュオ「ビリーバンバン」の菅原進(78)が28日、都内で行われたライブ「浜口庫之助 傑作選」に出演し、亡くなった兄で相方の菅原孝さんについて語った。

孝さんは、9月11日に肺炎のため81歳で亡くなった。孝さんは昨年末から入院していたと言い、「病名は肺炎ですけども、それまでに色々と病院で寝込んでました。兄は本当に…今だから思うんですけど、あんなに優しい人はいませんでしたね。優しくて、逆に言えば頑固で。だんだんと兄貴の思い出がよみがえってきて、すごく今、とても寂しいです」と率直な思いを吐露した。1969年に「白いブランコ」でデビューしてから56年間、ともに歩んできたが、「(兄とは)すごく仲が悪かったです。本当に仲が悪い。でも、兄弟はそれが当たり前なんです。毎日会っているわけだから、ぶつかっていく。それが勉強になって、だんだんだんだんと成長していくんですよ」と振り返った。

一番の思い出を問われると、「たくさんあるな〜。やっぱり『白いブランコ』でデビューして、ある程度ヒットしました。それで、“芸能界って結構簡単にヒットするんだな”と、変な勘違いをしちゃってね。それが大きな間違いで、後半大変だったから。色んな思い出があります。兄貴と一緒に過ごしたという全てが思い出ですね」としみじみ。

開演前に、報道陣の前でも「白いブランコ」を披露しており、「やっぱり兄貴が隣にいてほしいよ。やっぱり空気がつかめない感じ。(兄が)隣にいてビリーバンバンですからね。もう、仕方がないんですけども。これから一人で、兄貴の分まで生きていきたいと思います」と語り、自身の今後についても、「声が出る限りは歌っていきたいと思います」と意気込んだ。

この日、進が出演したのは、数々のヒット曲を生み出した作詞&作曲家・浜口庫之助さんの、没後35周忌、生誕108年祭のイベント。観客の前で、「白いブランコ」を含む全4曲を披露した。

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