せんだみつお「後悔の念でいっぱい」

タレントで俳優のせんだみつお（78）が28日、都内で行われたライブ「浜口庫之助　傑作選」にゲスト出演し、亡くなった兄弟デュオ「ビリーバンバン」の菅原孝さんについて語った。

この日のライブには、孝さんの弟で、「ビリーバンバン」の菅原進（78）も出演。せんだは、アマチュアバンド時代の「ビリーバンバン」のメンバーとしてコンガを担当していたほか、「ムッシュ中野」の芸名でビリバンの付き人兼司会も務めたこともあり、開幕前に行われた囲み取材では、孝さんについてコメントした。

せんだは「実は私も初代の、まだアマチュアのころのビリーバンバンのメンバーで、ビリーバンバンのおかげで芸能界に入れたので、大恩人なんです」と感謝し、「弟さんと仲良くしてもらって、兄貴を存じ上げて、あれから60何年の歳月が流れて、今日はそういう日が来たんだなと、感無量でございます」としみじみ。また、「お兄ちゃんは人格者で、正義感が強くて、多少頑固者で、魅力のある方でした」と故人をしのびつつ、「お笑いの“コマネチ”とか“アイーン”は消えちゃうんですけども、歌は残るじゃないですか。オレも無理して、あの時にメンバーに入れてもらえば良かったな、なんで入らなかったのかなと思って、すごく後悔の念でいっぱいでございます」と冗談めかして笑いを誘った。