帯状疱疹(ほうしん)を悪化させ緊急入院したフリーアナウンサーの笠井信輔(62)が28日までに、自身の公式ブログで、現在の病状について報告した。
笠井アナは27日、「悪化した帯状疱疹……私は無知でした」とのタイトルでブログを更新。帯状疱疹は発症後、72時間、3日以内の治療が重要という。「そんな基本中の基本も知りませんでした」とつづり、「右の鼻の根元に水泡ができておできのようになって、右目が開かなくなっても、徹底的に治療しようと言う気持ちに切り替えられず。簡単な治療でそのまま働いていました」と写真を添えて告白。「仕事が大好きな私なので、どうしても自分にブレーキがかけられませんでした」と心境をつづり、「異常を感じてから入院するまで1週間以上。そりゃ緊急入院になりますよね。頭頂部からこめかみにかけて、ピリピリピリピリ痛みが走ると言うのは、もう帯状疱疹の典型的な症状のようです。右のまぶたが下がり(眼瞼下垂)、右眼の動きも制限されている状態で、右目の視力は今0.2まで落ちてしまいました」と病状を明かした。
さらに「入院時は目の奥も痛く、味覚障害も起きていたので、病院食の味が本当にまずくて、抗がん剤治療の5年前を思い出しました」とも記載。「でも、あの時の大変さに比べたら今回は、乗り越えられる!」と病院のベッドでグッドポーズをする写真を添え、「なかなか右目は開きませんが、そう思って前を向いています」と記した。
また次の投稿では、「帯状疱疹も悪化していたため、体力も落ちて、歩いいてもふらつくので、入院後は車椅子生活になりました」と病院で車いすにて生活していることも報告。「帯状疱疹は安静にしていることも大事だと言うことで、なるべく体力が失わないようにしてくださいました」と理由を説明した。
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