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2025年9月29日 12:08

千鳥・大悟と綾瀬はるかが夫婦役でW主演 「ごめんね、ワシがダンナ役で」是枝裕和監督最新作

千鳥・大悟と綾瀬はるかが夫婦役でW主演 「ごめんね、ワシがダンナ役で」是枝裕和監督最新作
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女優の綾瀬はるか(40)とお笑いコンビ「千鳥」の大悟(45)が、是枝裕和監督の新作映画「箱の中の羊」(来年公開)でダブル主演を務めることが発表された。

物語の舞台は少し先の未来。ある夫婦がヒューマノイド(ヒト型ロボット)を息子として迎え入れるところから始まる家族の物語。今作の企画の始まりについて是枝監督は「最新のテクノロジーで<死者をよみがえらせる>という発想から」だったとし、「テクノロジーの進化と人間の内面的なものが衝突することに対する賛否についても題材として興味を持ちました」と語っている。

大悟については「存在感があり、歩き方が独特で、人間味があってすごくいい顔をされている」と評し、「芸人さんやミュージシャンには勘が良く、間合いの取り方がうまく、掛け合いのお芝居がじょうずな方が時々いらっしゃいますが、大悟さんはまさにそうでした。勘が当たりました」と起用を喜んでいる。

是枝監督作品初参加、初主演、綾瀬と初共演となる大悟は「大丈夫なんかな“ワシ”ってほうが大きいです」と苦笑いだが、「日頃は笑ってもらうお仕事をしていますが、大悟が出た、大悟がしゃべった、大悟が現れたで笑われないように頑張りたいです。あとは、監督にお任せします。どういうのが出るかなって、自分でも楽しみです」と意気込んでいる。

綾瀬の夫役という大役だが、「綾瀬さんは本当にあのままというか、非常に明るい楽しい人でとても良かったと思っています。最初にお会いした時に『ごめんね、ワシがダンナ役で』と言ったら優しい顔で笑ってくださいました」とエピソードを披露。

一方、綾瀬は「大悟さんはテレビの中と印象そのままで、お会いした際『ごめんな、俺が夫で』と言われ、『えーそんな!』って。とてもシャイな感じがしましたし、とてもすてきな方だと思いました」と語っている。夫婦役についても「始めはわだかまりがある二人が、ヒューマノイドの子どもを迎え、様々なことが起き、また心が通い合っていくというお芝居を大悟さんとしていく中で、音々(役名)自身がどう成長していくのかとてもワクワクしています」と期待を寄せている。

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