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2025年9月29日 17:19

高杉真宙、“機能不全”な家族の映画で主演「嘘と愛の物語です」

高杉真宙、“機能不全”な家族の映画で主演「嘘と愛の物語です」
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俳優の高杉真宙(29)が森ガキ侑大監督の映画「架空の犬と嘘をつく猫」(2026年1月9日公開)で主演を務めることが決まった。

原作は寺地はるな氏の同名小説。弟の死により現実を見なくなった母親を筆頭に、家族誰もが“不都合な真実”から目をそらし、それでもなお一緒に暮らしている、機能不全の羽猫家の約30年間を描いた物語。

撮影は2024年、原作の舞台である佐賀県で全編ロケが行われた。主人公・羽猫山吹(はねこ・やまぶき)を演じる高杉は、「家族のカタチは、それぞれの家庭にあり、他人には見えないだけで、順風満帆なだけのカタチはないと知らないだけで、そこにはそこの苦労があるんだと。それでも家族だから、カタチを維持するために、山吹含め、それぞれが嘘を抱えた家族の物語となっております」と同作について説明。「嘘と愛の物語です。よろしくお願いいたします」と伝えた。

そのほか、伊藤万理華、深川麻衣、安藤裕子、向里祐香、安田顕、余貴美子、柄本明らが出演する。

あわせて、ポスタービジュアルと初映像となる予告編も解禁された。ポスターに写るのは、羽猫一家と山吹の恋人役の伊藤。向き合うことなく一列に並び、それぞれがバラバラの場所を見つめている構図はまさに、“機能不全”な家族そのものを表している。

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