北島三郎「魂を込めて」　令和・歌の祭典2025出演し1800人に歌を届ける

歌手の北島三郎（88）が29日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われた「令和・歌の祭典2025〜作詩家星野哲郎生誕100年記念〜時代を彩る名曲の数々」に出演した。

2019年に初開催された日本クラウンによるスペシャルコンサート。5回目となった今年は、昭和を代表する作詞家・星野哲郎さんの生誕100年を記念して豪華アーティストが集結した。二部構成で45曲を披露し、客席を埋めた計1800人に歌を届けた。

北島は開演前、小林旭（86）、里見浩太朗（88）ら出演者とともに取材対応し、「星野哲さまの生誕100年、数々の詞を書いてもらい一生懸命歌ってきました。今日はそういう意味も含めて先生のファンにも伝わるように頑張りたい」とコメント。小林ら時代を彩った盟友とも再会し、「久しぶりにお会いましたから。思いのまま魂を込めて、星野先生を思い出しながら歌いたい」と意気込んだ。

10月4日には89歳の誕生日を迎える。1962年のデビューから60年以上にわたり第一線を走り続ける御大は、「年はだんだん皆さんと同じように重なっていくけど、年を取って捨てていくようにしている」と力を込め、「できたら100歳のときに一緒に歌いたいなぁ」と思い描いた。