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2025年9月30日 07:00

明石家さんま「まさか私が徹底的にやられるとは…」 山田洋次監督最新作「TOKYOタクシー」に初出演

明石家さんま「まさか私が徹底的にやられるとは…」 山田洋次監督最新作「TOKYOタクシー」に初出演
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お笑いタレントの明石家さんま(70)が30日、山田洋次監督の最新映画「TOKYOタクシー」(11月21日公開)に声の出演をすることが分かった。

山田監督にとって91作目となる本作は、主演に俳優で歌手の倍賞千恵子(84)、俳優の木村拓哉(52)を迎えた感動のヒューマンドラマで、さんまは山田作品への出演は初めてとなる。

原作は2023 年に日本でも公開しヒットしたフランス映画「パリタクシー」。同作は、映画監督・脚本家・プロデューサーのクリスチャン・カリオン氏が手掛けた。

物語は、終活に向かうマダム・すみれ(倍賞)と、タクシー運転手・浩二(木村)が東京で過ごす一日を通して、人生の価値や人との出会いの大切さを描く。

木村が山田組に参加するのは、「武士の一分」以来19年ぶり。倍賞は「男はつらいよ」シリーズなど山田作品の常連で、今回も温かみのある演技で物語を支える。

さんまが声を務めるのは、浩二の仕事仲間・佐田。佐田は、ある女性からの依頼を自分の代わりに引き受けてほしいと浩二に頼み、その女性こそがすみれ。二人の出会いを生む重要な役どころだ。

出演オファーを受けた際、さんまは「木村くん出演で、そして山田洋次監督の作品ということで、何も考えず二つ返事でOKしました」と即決したという。

木村との共演については「何度も共演しているんですが、今回は監督が山田洋次さんなのでちょっと緊張しました。僕、声の出演なんです。顔は映ってないんですけどね(笑)」と笑いを交えて語った。

山田監督の現場については「厳しかったです。徹底的にこだわる方と聞いていましたが、まさか私が徹底的にやられるとは思いませんでした(笑)」と振り返り、監督の細部へのこだわりを称えた。

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