一般社団法人日本仏教協会(東京・千代田区)は30日、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじ(55)が、同協会顧問を辞任したことについて、改めて経緯を説明した。
同協会は「辞任にいたった経緯」として、「千原せいじ氏が5月に協会顧問として不適切な行動をとったため、一般社団法人日本仏教協会の代表理事が注意したところ、本人から辞任したい意向があったので、辞任を認めました」と説明。
その上で「大変恐れ入りますが、本件に関して当会でこれ以上のご回答が難しく、お問い合わせを承ることができませんのでご了承ください」と、あくまでも、せいじが自ら辞任したことを強調した。
今回の新たな説明は、今年7月の同協会の発表に対し、多くの取材が殺到したからだという。
7月に「令和7年5月13日、千原せいじ氏より、顧問辞任の意向があり、令和7年6月25日千原氏の顧問弁護士からも書面にて辞任届の書類も頂き、当会顧問を辞任となりましたことをここにご報告させていただきます」と発表。
その後、今月25日には「千原せいじ氏がSNS上で炎上後、日本仏教協会顧問を辞任した件で日本仏教協会宛てに問い合わせが大変多いので、日本仏教協会顧問を辞任した経緯の事実をお答え致します」と書き出し「千原せいじ氏は5月に不快な行動をとったため、日本仏教協会代表理事が注意したところ、本人から辞任したい意向があったので、辞任を認めました。炎上する以前に日本仏教協会顧問を辞任しています。ですので、千原せいじ氏がSNS上で炎上している件については、当会は全く無関係です」と、協会は無関係であることを強調していた。
せいじについては、7月18日に更新したYouTubeチャンネルで、埼玉県戸田市議会議員の河合悠祐氏と対談した際の発言が、物議を醸していた。