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女優の芳根京子(28)とKing & Princeの高橋海人(26)が1日、都内で行われた映画「君の顔では泣けない」(坂下雄一郎監督、11月14日公開)のジャパンプレミアに登場した。
原作は君嶋彼方氏の同名小説。高校1年生の夏、プールに一緒に落ちたことがきっかけで心と体が入れ替わってしまった男女が、入れ替わったまま15年の歳月を過ごし人生の転機を経験していく姿を描く。
この日、キャスト陣は上映後に登壇。主演の芳根は観客に向かって「いかがでしたか?」と聞き、「今日はドキドキで、初めて見ていただけるということで、我が子のお披露目っていう気持ち」と心境を明かした。
オファーを受けた時について「とにかく難しいだろうなと、でもこの作品を乗り越えた先の景色が見たいと思ったので、『うわ〜、難しそう。やります!』って言った」と話した。
一方、高橋も「自分にとってチャレンジングな作品になるんだろうなって思った。脚本を見たときに、笑いやラブの要素っていうよりも、15年間を過ごしていく中での心の揺らぎ、それぞれが、人生をどういう選択をしていくかが描かれていて、しっかり重たい作品になっているなって思った」と振り返った。
役作りについては「最初に芳根ちゃんのYouTubeを見て、どんなしぐさをするんだろうって、形として入ってみようって考えてやっていて、リハーサルのときにしぐさや身振り手振りを強めでやってみたり、なしでやってみたりってしているうちに、“見ていただく人にストレートに見てもらうためには、身振り手振りは最小限にして、気持ち勝負でいったほうがいいね”ってなって、それが分かってからはのびのびと現場に向かうことができた」と語った。
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