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2025年10月2日 06:00

ゆりやんレトリィバァ初監督映画「禍禍女」主演に南沙良 「感情が呼び起こされるような感覚でした」

ゆりやんレトリィバァ初監督映画「禍禍女」主演に南沙良 「感情が呼び起こされるような感覚でした」
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お笑いタレントのゆりやんレトリィバァ(34)が初めて監督を務める映画「禍禍女(まがまがおんな)」(2026年2月6日公開)の主演を、俳優の南沙良(19)が務めることが発表された。

南は、美大生である主人公・上原早苗役を演じる。早苗はある男性にひそかに思いを寄せる女性という設定だ。

ゆりやんが映画監督としての一歩を踏み出すきっかけは、21年に出演したテレビ番組での「次に挑戦したいことは映画監督」という発言。本作のプロデューサーがその言葉に反応し、企画が始動した。24年のカンヌ国際映画祭開催期間中、現地カンヌで監督デビューが発表され、注目を集めた。

プロデューサーは撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会い、恋愛話を聞き続けたという。作品には、ゆりやんのこれまでの恋愛経験がふんだんに盛り込まれているが、物語の詳細はまだ明かされていない。

脚本は映画監督としても知られる内藤瑛亮氏が担当し、「ゆりやんさんを傷つけた男たちを呪う気持ちで書きました。どうか、その『呪い』の拡散にご協力いただければ幸いです」とコメントしている。

主人公に抜てきされた南は「お話をいただいたときは、ゆりやん監督の世界観に入れることがとても楽しみでしたし、自然と挑戦してみたいと思えました」と語った。さらに「初めての挑戦が多い作品でしたが、早苗の感情に触れることで、自分の中に眠っていた感情が呼び起こされるような感覚でした」と振り返った。

ゆりやんは「沙良さんには今回の役を演じるにあたり、殻を破ってほしかった。そのためには自分も殻をかぶっていてはいけないと思い、本音でぶつかりました。すると沙良さんも全身で受け止めて全力でぶつかってきてくださいました」と語り、主演女優との真剣な向き合いを明かした。

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