歌手の竹島宏(47)が3日、東京・渋谷区文化総合センター大和田のさくらホールで、「竹島 宏 コンサート25周年の入り口〜エメラルド〜」を開催。開演前に行われた囲み取材では、自身の“ルーチン”についても語った。
竹島はコロナ禍からXで、花の写真とその花の花言葉、メッセージを毎日投稿しており、それがこのほど2000投稿を突破。この日は、2000枚の花の写真を組み合わせて本人のコラージュ写真を作成し、公演中に観客に初披露した。「コロナ禍で活動がほとんど中止の状況になって、何もやることがない中で、ファンの皆さんと全くお会いする機会がなくなっちゃって寂しいなと思っていた時に、たまたま花屋さんの前を通りかかった。お花がものすごくキラキラ輝いて見えて、お花を皆さんに見てもらうのは、僕なりのファンの皆さまへのメッセージの表現方法かなと思った」と振り返った。
これまで投稿をやめなかった理由を、「緊急事態宣言があけたら、正直、やめようと思っていたんですけど、ファンの皆さんが“毎日楽しみにしています”というコメントを寄せてくださるようになり、ちょっとやめづらくなって…。1000日を超えたぐらいに、もうそろそろいいかなと思ったんですけど、ファンの皆さんも“本当に楽しみにしています”とおっしゃってくださるようになり、いよいよやめられないなと思って、ずっと続けていた」と本音も。
しかし、「歌以外で、これだけ頑張って続けたことがないので、自分の人生において、初めて自分をほめてあげられることかなという気がしています。投稿することで、自分自身も心の安らぎをもらう時間になっているのかなと」と感謝。投稿は今後も続けるようで、「もうやめられないです。本当のことを言うと、2000日を機にやめようと思っていました。でも、あまりにも僕の日常の中で、投稿が当たり前の出来事になり過ぎていて、しないと、自分の中で、もぞもぞするといいますか。一日一投稿のファンの皆さんとの絆の時間は、僕にとっては、もうなくてはならないものかなと思っています」と感慨深げだった。