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2025年10月4日 11:25

【訃報】世界的三味線プレイヤーが…51歳で、難病を公表していた

【訃報】世界的三味線プレイヤーが…51歳で、難病を公表していた
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新潟市を拠点に国内外で活躍していた、三味線プレイヤーの史佳Fumiyoshi(ふみよし=本名・小林史佳)さんが、9月26日に亡くなった。51歳だった。3日、遺族が公式サイトで発表した

 公式サイトでは「三味線プレイヤー史佳Fumiyoshiは、病気療養中のところ、2025年9月26日、51歳にて永眠いたしました」と伝えた。

 「ここに生前賜りましたご厚誼(こうぎ)とご支援に、心より深く感謝申し上げますとともに、謹んでご報告申し上げます。なお、故人と遺族の遺志により、通夜並びに葬儀は近親者のみにて執り行いました。関係者の皆様には、後日あらためて、お別れの会をご案内申し上げる予定でございます」と記した。

 また、ファンに対しても「生前、三味線プレイヤー史佳Fumiyoshi は多くの皆様に支えられ、皆様からの温かい応援を大きな励みとして歩んでまいりました。そのご厚情に深く感謝申し上げます」と感謝をつづり、「お別れの会」は、詳細が整い次第、公式サイトで発表するとしている。

 史佳Fumiyoshiさんは、2023年に難病の「免疫介在性壊死(えし)性ミオパチー」と診断されたことを、昨年、明らかにしていた。

 今年2月には、公式サイトで、体調不良により今後の活動を取りやめることを発表した。「突然のお知らせとなり恐縮ではございますが、史佳Fumiyoshiは現在の体調不良により、治療に専念する必要があると判断いたしました。そのため、今後予定されていたすべての公演イベント、講演会を中止させていただくことになりました。また、当面の間活動を休止させていただきます」と発表していた。

史佳Fumiyoshiさんは、1974年新潟市生まれ。9歳より津軽三味線の師匠であり母でもある高橋竹育より三味線を習い始め、2000年よりプロ活動をスタートした。三味線演奏家、芸術家、伝道師、キュレーターなど多方面で活躍。19年には、新潟高橋竹山会三代目会主高橋竹秀を襲名し、同年10月には、米・ニューヨークのカーネギーホールで単独公演を果たした。

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