のん、“かえるくん”役に初挑戦！佐藤浩市も「頑張ったな」と絶賛

映画「アフター・ザ・クエイク」（井上剛監督）の公開記念舞台挨拶が、4日に都内で行われ、登壇した俳優・のん（32）、佐藤浩市（64）らが撮影について語った。

今作でのんは、物語の鍵を握る“かえるくん”の声を担当した。オファーを受けた際の心境を、「かえるの役は初めてでしたので、どんな声なんだろう？とすごくビックリした。映画になっている物語も原作も読ませていただいて、すごくかえるくんの役が救いになる役だなと思って、これは意外と責任重大なのかもしれないと思って、頑張ってみよーと思った。あと監督には、朝ドラでとてもお世話になったので、これは安心して飛び込んでみようと思いました」と振り返った。

収録については、「ちゃんと緊張感を持っていこう！という気持ちで、レコーディングに行きました。でも、変わらず井上監督ワールドで、軽快で明るい演出をいただいたので、楽しくノリノリでやりました。映像を見ながら演じることが出来たので、佐藤さんが演じる間や息遣いを敏感に感じ取りながら出来るように、集中していました」と明かした。

佐藤はのんの声の入った映像を見た感想を問われ、「彼女がどういうふうな覚悟を持ってやるかな？と思っていた。自分で“これではいけない”と色々気付きながらやったなと、そういったことを感じられるぐらい、すごくかえる＝のんになっていたので、あっ、頑張ったなと。上から目線で言っちゃ申し訳ないけど、それが感じられたのですごく良かったと思いました」と絶賛した。