AKB48の田口愛佳(まなか・21)が5日、都内で初の写真集「好きと言えたら」(ワニブックス刊)の発売記念イベントを前に取材に応じ、ファンへの思いなども語った。
写真集のタイトルは、10ほどの候補の中から選んだという。「ちょうどその(選ぶ)時にレッスン場にいて、近くに向井地美音さんとか同期のメンバーがいて、どれが良いと思いますか?というお話をしたら、美音さんが『“好きと言えたら”って、愛佳っぽくない?』と言ってくださった」と明かし、その上で自身の気持ちを「私は、俗にいう王道とは呼べないキャラで、バラエティーよりだったりするキャラクターなので、あまりファンの人から“好き”と言われることも無いですし、私もファンの人に言うことも無い。でも、お互いに思い合っていますし、大切にしているところはあるので、それがすごくこの一言に詰まっているなと思った」と語った。
グループは2006年10月にメジャーデビューしており、12月には東京・日本武道館で20周年記念コンサートを行う。グループの今後については、「武道館に関しては、本当にまだ発表されていないぐらい、きっと多分、たくさんのOGさんが参加すると思っています。先輩方と一緒にステージに立てる機会は本当に無いので、かなり貴重だし、大切に20周年という日を過ごしたいなと思いつつも、最近みんなの中で“先輩方が作ってくださってきたAKBを私たちがもっとちゃんと形にしないといけないよね”という思いがある。OGさんが参加されない、AKBの現役メンバーだけのライブにも行きたいと思ってもらえるようなグループになっていけたら良いなと思っています」と意気込んだ。また、個人としては「人とお話しするのが好きなので、私もラジオがやりたい!最近どんどんメンバーが、個人の冠番組を獲得していっているので、そこについていきたいなと最近思っています」と願った。