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俳優・市村正親(76)が主演を務める音楽劇「エノケン」の囲み取材&公開ゲネプロが、6日に東京・日比谷シアタークリエで行われ、松雪泰子(52)、本田響矢(26)、豊原功補(60)も登壇した。
市村演じる榎本健一の前妻・花島喜世子役と後妻・榎本よしゑ役を演じる松雪は、二役の大変さを問われると、「普通に早替えがございますので、物理的な大変さもありますが、ノンストップでエノケンさんを見つめ続ける中、時間が変わっていく劇の面白さを感じながら、とにかく駆け抜ける形」と語った。
本田は、榎本の息子役と、劇団員役の二役を演じる。「僕自身は7年ぶりの舞台で、約1カ月稽古を積み重ねて、とてもたくさん学ばせていただいたので、東京と地方を含めた2カ月間、全力で頑張っていきたいと思います」と気合十分。稽古を振り返り、「本当にこの約1カ月間、たくさんメモをしました。細かな事も、言っていただいた言葉も、実際に自分が稽古の中で見て、皆様から学んだことが本当にたくさんあった。書く以外にも、自分の中にしっかり取り入れたものもある」と明かした。
本田は、全編出ずっぱりの市村のパワフルさについて聞かれ、「もうずっと元気です。疲れているそぶりとか姿を一度もまだ拝見していない。このパワーは、本当に内からくるエネルギーの…」と分析するも、すかさず市村自身が「イヤ、肉だよ肉!やっぱり肉を食わないとダメだよ。やっぱり魚ばっかりじゃダメだなと思って、肉を食わないと力が出ない感じがしますね。今回は肉を食べるようにします」と話し、笑わせた。
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