新シーズン開幕まで1週間となったテレビ朝日系木曜ドラマ「緊急取調室」（16日スタート、午後9時、初回は拡大スペシャル）の初回に登場するゲストが7日、発表された。
第2弾ゲストとして、コントトリオ「東京03」の角田晃広（51）、俳優の竜雷太（85）、峯村リエ（61）が出演する。先に山本耕史（48）、若村麻由美（58）の出演も明らかになっており、初回から豪華な顔ぶれがそろう。
「緊急取調室」は、天海祐希（58）演じるたたき上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で、専門チーム「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」のメンバーとともに、凶悪犯と心理戦を繰り広げる刑事ドラマ。これまで連続ドラマ4シリーズ、スペシャルドラマ2作が放送され、12月26日には完結編となる劇場版「緊急取調室 THE FINAL」が公開される。
第1話は、政府主導の再開発計画を発端に、国家プロジェクト幹部が相次いで殺害される連続事件が発生。人気キャスター・倉持真人（山本）が番組で犯人を挑発した直後、本人と父（竜）も同じ手口で被害にあう。被害は拡大し、捜査は混迷を深める中、キントリの前には手強い容疑者が立ちはだかる。
竜が演じるのは、倉持の父で元ジャーナリストの磯貝信吾。表の顔の裏に隠された秘密が、事件の進展とともに明らかになる。峯村は、倉持家に長年仕えてきた家政婦・時田史恵を演じる。
天海は、「竜さんのような力のある先輩が出演されると作品に厚みが増します。峯村さんも大好きな女優さんで、ご出演が決まった際にはすぐにメールで感謝を伝えました」と共演の喜びを語った。
角田は、再開発計画の工事を請け負う企業の広報担当社員・辻本裕太役。「まさか自分がキントリメンバーの皆さんと対峙することになるとは…とてつもない緊張感の中での撮影なんだろうな、と。覚悟しておかなければ」と緊張感を口にした。