1
俳優の萩原利久(26)と古川琴音(29)が声優初挑戦でダブル主演を務める長編アニメーション映画「花緑青(はなろくしょう)が明ける日に」(英題「A NEW DAWN」)が、2026年3月6日に全国公開されることが10日、発表された。
あわせて特報映像が公開され、追加キャストとして声優の入野自由(37)、俳優の岡部たかし(53)の出演も明らかになった。
萩原が演じるのは、花火職人の青年・帯刀敬太郎。古川は敬太郎の幼なじみで東京在住の式森カオルを担当する。入野は敬太郎の兄でありカオルの幼なじみでもある帯刀千太郎、岡部は敬太郎の父・榮太郎を演じる。
原作・監督・脚本は、日本画家として活動しながら、新海誠監督「君の名は。」の回想シーンや片渕須直監督「この世界の片隅に」の水彩画など実写映画やアニメーション映画の美術や特殊シーンなどを手がけた四宮義俊氏。CMやミュージックビデオなど幅広いジャンルで創作活動を続けている。今回はフランスの新進気鋭スタジオ「Miyu Productions」との共同製作で、日仏のクリエイターが融合した作品として注目を集めている。
解禁となった新特報映像は、未来に迷うカオル(古川)と幻の花火「シュハリ」に情熱を注ぐ敬太郎(萩原)の再会から物語が始まる。町の再開発で立ち退きが迫る花火店に立てこもり、二人は幻の花火を打ち上げようと奮闘する。守りたいもののために未来を変えようとする、はかなく輝く夏の2日間が描かれる。同映像では敬太郎の兄・千太郎(入野)や父・榮太郎(岡部)も登場し、それぞれの意味深な言動が物語への関わりを示唆している。
公開日は2026年3月6日。特報映像は公式サイトやYouTubeで視聴できる。
広告