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2025年10月10日 16:30

高須院長、がんは「夢の大きい病気」と持論 現在の体調は「最悪なんですけどね

高須院長、がんは「夢の大きい病気」と持論 現在の体調は「最悪なんですけどね
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全身がんで闘病中の「高須クリニック」の高須克弥院長(80)が10日、都内で6年ぶりの新刊「高須の遺言」(講談社刊)の発売記念会見を行い、「がんは夢の大きい病気」と前向きに話した。

2014 年にがんを発病してから約 11 年。現在全身がんで闘病中の高須氏にとって、集大成となる作品。

現在の体調は「最悪なんですけどね。すごい頻尿ですし、体はダルいし、昨日も眠れなくて睡眠薬を2時間おきに飲んだ」と告白。

それでも「がんっていうのは、かかるとしたら非常に良い病気なんです。すぐには死なない。がんになって当分の間いろんなことができる。がんになるとみんなが大事にしてくれるんです。すごく楽しい余生が過ごせる」と言い、「だから、がんになったらむしろ喜べっていうんです。死ぬことが計画できて、終活もでき、いろんなことができた上で大切にされる。最高です」と持論を展開した。

さらに「努力することで余命が伸ばせる可能性もある。突然治る病気になるかもしれない夢の大きい病気です。1日でも伸ばして、新しい治療が出るのを待っているっていうのも結構楽しいんですよ」とこれまで、さまざまな新治療を“体験”してきた高須院長らしい前向きな考えを語った。

自身の遺言書は、がんになった時にすぐに書いており、「もう10年以上前に書いて、すぐ死ぬつもりだったのに、生きるんですよね」とニヤリ。「遺言でみんなに『これはあげる』っていう先がいっぱい書いてあるんですけど、ほとんど使っちゃいました。もらえるはずのものが、もらえない人がいっぱい出て来ちゃいそう」と笑った。

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