俳優の北村匠海(27)、林裕太(24)らが13日、都内で行われた映画「愚か者の身分」(10月24日公開)の「公開直前!Z世代とホンネトークイベント」に登壇し、プライベートについても語った。
イベントでは、今作を観劇したZ世代の観客から、“先輩や後輩と良い関係を築くために心がけていること”について質問が。
北村は「僕はやっぱり、似た者同士はひかれあうように出来ているなと、ここ最近すごく感じている。だからこそ、良い先輩とも同じように話が出来るし、裕太のような後輩とも話が出来る」と明かし、自身の経験も「僕はあまり意識してこなかったんですけど、自分の好きなものが、たまたま古い映画だったり、古いファッション、古い音楽だったりすると、おのずと現場でおじさんとすごく仲良くなる」と語った。その上で、「自分の好きなこととかを信じて真っすぐ伸ばしてみるのが、人との関係を作る上ですごく自分の助けになるなと感じています」と伝えた。
一方、林は「ピュアでいること」が大切だといい、「“自分は好きだからこの人と一緒にいたい”みたいな、シンプルな感情でその人と行動するとか、シンプルな感情を頑張って伝えてみると、その純情さみたいなものが、きっと相手にすごくよく伝わると思う」と答えた。
それを聞いた北村はすかさず、林を「僕が出会った中で、一番ピュアなのが彼」と評した。「撮影中に『中華を食べたいです』と言うから、二人で散歩しながら昼飯に町中華に行った時に、すごくおいしそうに食べていた。おいしいものをちゃんとおいしいと言うとか、こういう気持ちって忘れていたなってすごく思うし、そういうところに先輩としてすごくひかれた。僕は、そのピュアさがないんですよ」とエピソードを交えて林の魅力を説いていた。