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2025年10月13日 16:11

オダギリジョー、監督作品に手応えも「周りの映画が強すぎ」

オダギリジョー、監督作品に手応えも「周りの映画が強すぎ」
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俳優のオダギリジョー(49)が13日、都内で行われた映画「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」の公開記念舞台挨拶に登壇した。

2021年に放送されたテレビドラマの劇場版。オダギリは出演のほか、脚本・監督・編集を担当した。開けてはいけないドアの先に不思議な世界が広がっているという前代未聞のダークファンタジー。

オダギリは冒頭、「バタバタしていて、かんでいたガムを捨てずに来ちゃいました。すみません。今ガムを口に入れっぱなしですが、頑張りたい」と明かし、笑いを誘った。

封切りから3週目。各地でQ&Aなどの舞台挨拶を行い、「見てくれた方々の熱や、この世界にハマった気持ち良さみたいなものを伝えていただくタイミングは多かった。刺さる人には確実に刺さっているなという印象」と手応えを口にした一方で、「周りの映画が強すぎちゃって、苦労している」と強力なライバル作が席巻する映画界に苦笑した。

それでも、「エゴ丸出しのちょっと変わった映画を作る機会をいただけてうれしい。メジャーエンタメ作品がほとんどの中、色の違う作品を同じ映画館に並べてもらうだけでも一石を投じたものがある」と胸を張り、「これが日本映画の多様性。こういう作品がなくなっていくことこそ日本映画の危機だと思う」と力を込めた。

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