テレビ朝日系木曜ドラマ「緊急取調室」（16日スタート、午後9時、初回は拡大スペシャル）の開幕を直前に控え、囲み会見がこのほど開催され、主演の天海祐希（58）ほか田中哲司（梶山勝利・役）、塚地武雅（玉垣松夫・役）、でんでん（菱本進・役）、小日向文世（小石川春夫・役）、そして初回ゲスト・山本耕史（倉持真人・役）＆若村麻由美（倉持利津子・役）が出席し、作品への熱い思いを語った。
「緊急取調室」は、天海演じるたたき上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で、専門チーム「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」のメンバーとともに、凶悪犯と心理戦を繰り広げる刑事ドラマ。これまで連続ドラマ4シリーズ、スペシャルドラマ2作が放送され、12月26日には完結編となる劇場版「緊急取調室 THE FINAL」が公開される。
劇場版とあわせ、シリーズ集大成となる第5シーズン。天海は「『本当に待っていてくださって、ありがとう。そして、この12年ありがとうございます』という、みんなの感謝の気持ちがこもっています」と万感の思いをにじませ、「ちょっとでも気になった方がいたら、ぜひ観（み）ていただきたいですし、今まで観てくださった方もぜひ映画まで見届けていただきたい。感謝を込めながら、頑張りたいと思います」と宣言した。
久々に現場で顔を合わせたキントリメンバーだが、天海は「定期的にみんなで食事に行くので、実はそんなに離れていた感じはしないんです。とはいえ…やっぱり、このメンバーでいざ取調室などに入り、撮影時の見慣れた光景を目の当たりにすると、うれしい気持ちになります」とニッコリ。
囲み会見の最後には、天海が「冒頭から大きな事件が起こります。一日がかりの大変な撮影から生まれた冒頭シーンの大規模感、そして山本さんや若村さんとの対峙（たいじ）も大きな見どころです」と初回拡大スペシャルについて熱弁をふるった。
初回ゲストの二人も「これが真実だと思っていたら、瞬く間にひっくり返るなど、キントリとのやりとりが本当に面白い。目が離せない回になると、僕は確信しています」（山本）、「皆さんの大好きなキントリが帰ってきます。映画まで一緒に立ち向かっていきましょう！」（若村）と、力強い言葉で呼びかけました
初回拡大スペシャルでは、山本演じる人気キャスター・倉持＆若村演じる疑惑の別居妻・利津子をはじめ…被疑者が次々と乱立する空前の“最難関”連続殺人事件が発生。再集結したキントリが一丸となり、究極の心理戦＆前代未聞の連続聴取に挑んでいく。