“画伯”の「ダウンタウン」浜田雅功が初個展！「皆さん、半笑いじゃないでしょうか」

お笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功（62）が16日、東京・麻布台ヒルズギャラリーで「浜田雅功展『空を横切る飛行雲』」（19日から開催）の開会セレモニーを行った。

これまで、テレビ番組などで個性的なタッチで描かれたイラストを披露して話題となっていた浜田初の個展。会場内には個展と連動したコラボカフェ「喫茶はまだまさとティー」や、グッズショップ「雑貨はまだショプとし」も併設される。

“画家・浜田先生”と紹介されると、報道陣からもクスクスと笑い声が起き、浜田は「皆さん、後ろを見ながら半笑いじゃないでしょうか」と背景の味のある作品への自虐も挟みつつ、「自分なりに一生懸命描いたつもりでございます。よくここまで来られたなと思います」と挨拶した。

会見中はバイオリンの生演奏が響くなど、“厳かな雰囲気”が演出され、「これ真面目にやってんの？　イジる会じゃないよね？」と自身も半信半疑で笑わせた。

会場には描き下ろしの新作100点が展示されており、「1枚を見て『こういう感じか』と行かれると心外」と言い、「全然違う考え方で解説されている方もいて、勝手に考察されている。1枚を素通りするんじゃなくて、まず『これは何なんだ』と。それが分かれば次に行ってほしい。素通りだけはやめてほしい」と呼び掛けた。

今回は「あえて平面にチャレンジした」と強調し、「頭で思い浮かんでいるもので描き出すと、全然思っているのと違う。頭の中では立体だけど、手を動かすと平面になっている」と説明。それでも「立体は次に置いておこうかなと。テーマを言うてくれたら、もう全然描けますから」と早くも次回開催に意欲を見せていた。