2ピースロックバンドのドラマーが脱退…「より今後について考えることとなり…」

2ピースロックバンド「ドミコ」から、ドラムの長谷川啓太が脱退することが17日、公式サイトで発表された。

公式サイトはメンバー＆スタッフ一同名義で「活動休止中のドラムの長谷川啓太より脱退の申し出があり、活動休止以降話し合いを続けて参りましたが、本人の意思を尊重して脱退する運びとなりました」と説明。関係者に謝罪したうえで、「今後もドミコは活動を続けていきます」と伝えた。

長谷川自身も同サイトで「突然のご報告となり、皆さまにご心配をおかけし、本当に申し訳ございません。メンバー間での問題により今後について考えることとなり、関係者の皆さまに迷惑が掛かることも考えましたが、この度の決断となりました」と脱退の理由を説明した。

今後も「ドミコ」として活動を続ける、さかしたひかるは「作品と演奏が思い描くものに到達せず、このままいくならドミコを終わらせたいと数年前から何度か伝えていました。納得のいくレベルに近づけるための試行錯誤をしていく中で、限界を感じているならば辞めていいとも何度か伝えていました。次第に圧倒的な熱量の差を感じてしまいました」とこれまでの経緯を説明。「他の誰よりも彼とやっていきたいという気持ちは本当にずっとありましたが、逆に追い込んでいくという誤った選択をとりました。ドミコの活動として、この二人でやれることは文字通りやりきったのだと今は思います」とした上で「曲やライブを聴いて見てくれている方々、チームの方々にはこの形で長谷川を脱退させてしまった環境を生み出したことを深くおわびします」と謝罪した。

「ドミコ」は2011年結成。ステージ上で、二人だけで音を重ね、原曲を変幻自在に進化させていくライブに定評があった。