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俳優の團遥香(32)、皆川暢二(37)らが17日、都内で行われた、映画「寝る映画」(曽根剛監督)の初日舞台挨拶に登壇した。
今作は、観客が眠りながら鑑賞することを前提として製作された“無意識の没入型シネマ”。目が見えないユキ(團)と耳が聞こえない夫のケン(皆川)が、“AIが生み出した仮想現実の世界でなら、障害を乗り越えられる”という臨床実験に参加し、次第に互いの存在を強く感じるようになっていく姿を描く。
皆川とダブル主演を務めた團は、約2年前にベトナムで行われた撮影の思い出について問われると、「2年前なので、なかなか思い出せなかったんですけど、印象的だったのは、監督が食あたりにあったこと。衝撃的過ぎた」と明かすと、曽根監督も「私も死ぬんじゃないかと思った。この映画はお蔵入りになっちゃうんじゃないかと」と笑顔で振り返った。
團は2024年に、男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」千葉ジェッツの原修太選手(31)との結婚と、第1子出産を発表しており、「2年間で、色んな変化があったので、結婚する前の自分の姿を撮っていただけてすごく感謝しています。あとは、ベトナムの美しい景色の場所にたくさんいけたことは、財産だったなと感謝しています」と語った。
また、皆川も「撮影は、ゲリラ的にマーケットを練り歩いたり、路地裏とかでもやっていて、現地の生の人たちと溶け込んでやった。チャレンジャーの曽根監督なので、そこで一緒に作品を出来たのは、僕の中でもすごく強くなれた部分でもあるのかなと思いながら、非常に貴重な経験をさせてもらったなと思っています」と感謝した。
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