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俳優の長澤まさみ(38)、永瀬正敏(59)、「King & Prince」の高橋海人(26)らが17日、都内で行われた、映画「おーい、応為」(大森立嗣監督)の初日舞台挨拶に登壇した。
浮世絵師・葛飾北斎の弟子として娘として、ともに暮らし続けた稀代の絵師・葛飾応為(長澤)の、豪胆にして自由な、謎多き生涯を描く。永瀬は葛飾北斎を、高橋は北斎の弟子で、応為と友情を交わす実在の絵師・善次郎(渓斎英泉=けいさい・えいせん)を演じる。
長澤は今作を「江戸という時代を、たんたんと真っ直ぐに生きた親子の日々の物語を、ぜひ映画館の客席の方からのぞき見るような気持ちで、楽しんでいただけたら良いなと思っております」とアピールした。
一方、高橋は「撮影が2年ぐらい前だったので、7割がたぐらいの記憶が無い状態ではあるんですけど、すごく楽しくて、監督とお話したりとか、お二人とお芝居させていただいたりとか、自分の中では、忘れられない思い出がギュッと詰まっているところもある」と撮影を振り返った。
すると、すかさず長澤が「でも、7割は覚えて無いんですよね?」とツッコむと、高橋は「残りの3割が、すごく大事なところが凝縮されて残ってはいます」と説明して笑いを誘った。
また、監督からは「セリフを、その気持ちになってから発するのをやってほしい」と言われたといい、「僕は余計に色んなことを考えだしちゃって、頭がごちゃごちゃになりました。でも、そのおかげで、自由に、肩の力を抜いて現場に臨めました」と語った。
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