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俳優の山田裕貴(35)が19日、都内で行われた書籍「怪人」(東京ニュース通信社)の発売記念会見に登場した。
“役を生きる”をテーマに、2019年〜25年の6年間にわたり「TVガイドdan」で連載してきた「山田裕貴の怪人百面相」を書籍化。誌面では紹介しきれなかった全30のアザーカットのほか、撮り下ろしロケの写真も掲載される。
「今まで写真集2冊を発売していて、こういう物を発売するのが3冊目。(2017年発売の写真集から)ファンの人たちに何か形に残るもの、本みたいに手に取って読めるものが8年間もなかったなって思って、そういう人たちに向けた1冊。ファンの人へのありがとうって気持ちになればと思った」と発売に至った説明した。
連載期間である6年間の環境の変化について聞かれると、「僕の心意気と心は変わってないけど、周りの方の対応が(変わって)、スタッフさんが『おー、山田くん』とか『おー、裕貴ー』って呼んでくれていたのが、『あ、山田さん』みたいになってきちゃった」と変化を実感。「悪いことじゃないけど、“あれ、こんなに距離があったっけ…”って。周りが僕をデカくしていってくれているなっていうのと同時に、ちょっと寂しさも感じる。“僕は変わってないんだけどな、フランクにしゃべりたいんだけどな”みたいな」と本音を漏らし、「だけど、その中でも毎現場すごく楽しいです」と笑顔を見せた。
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