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2025年10月19日 14:38

山田裕貴、多忙な日々に葛藤「心のキャパを増やすために1回リセットして準備したい」

山田裕貴、多忙な日々に葛藤「心のキャパを増やすために1回リセットして準備したい」
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俳優の山田裕貴(35)が19日、都内で行われた書籍「怪人」(東京ニュース通信社)の発売記念会見に登場。多忙な日々を送る売れっ子俳優ならではの葛藤を明かした。

山田は今年、主演映画「木の上の軍隊」「ベートーヴェン捏造」「爆弾」が立て続けに公開。

5カ月連続で同3作の撮影を行い、そのクランクアップの翌日にWEBドラマ「ちるらん 新撰組鎮魂歌」のアクション練習を10日間続け、そのまま同作にクランクインしたと明かし、「とんでもないスケジュールをどうにかしたい。これは文句じゃなくて、クオリティーを上げたい。僕はこれで準備が出来ているのかっていう不安というか。これは果たして良い俳優なのかって自分に問うてしまう日々が続いている」と胸の内を吐露。

「ここから先、もっとクオリティーを高めたり、ハイレベルなもの目指すうえで、自分の中に落とし込む時間、勉強する時間、アクションなら精度を上げる時間、そういうものが圧倒的に足りていないと思う。その中で(周りから)『山田くん、すごいね』って言われても、“いやー、もうちょっとできたかもしれないな”って思っている自分がものすごく嫌」とストイックに話した。

今一番したいことは?との質問には、「二つあります」とし、「ぜいたくを言わないならば、そういう準備、勉強する時間が欲しい。ぜいたくを言うならば、ちゃんとした休暇が欲しい。それを考えなくていい時間。ネガティブに(記事に)書かないでほしいけど、休みたいってことじゃなくて、自分の中の心のキャパを増やすためにも1回リセットしていろいろ準備をしたい」と返答。

「僕はありがたいんです。エキストラからこの仕事をやっていて、セリフがあるだけで、主演作をやれるだけでありがたい。だからその自分と戦わなきゃなって思う。ありがたいだけじゃやっていけないところまで来たのかもしれない。そこはバランスをとらなきゃなって。でも納得はいっているんですよ、今の全力はすべて出し尽くしているので」と思いを語った。

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