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俳優の稲垣吾郎(51)が主演し、倉科カナ(37)が共演する舞台「プレゼント・ラフター」が、2026年2月、東京・PARCO劇場で上演される。
英国の劇作家ノエル・カワードによる世界的名作ラブコメディで、京都、広島、福岡、仙台を含む全国5都市を巡演する。
稲垣は前作舞台で魔法使い役を務めたが、今回は人気とカリスマ性を誇りながらも、孤独や老いへの不安を抱え、私生活でも演技をしてしまう“大人げない”喜劇俳優ギャリーを演じる。倉科はギャリーの妻役で、夫婦の軽妙なやりとりも見どころだ。
物語の舞台は高級アパートメントの一室。海外ツアーを控えるギャリーのもとに、個性豊かな人物たちが次々と訪れ、予期せぬ騒動が巻き起こる。演出は小山ゆうな氏が担当し、稲垣との初タッグとなる。
原作「プレゼント・ラフター」は、劇作家、俳優、作詞・作曲家、映画監督など多彩な才能を発揮したノエル・カワード(1899〜1973)の代表作。1942年の初演以来、世界各地で繰り返し上演されてきた。
2017年にはケヴィン・クライン主演版がトニー賞主演男優賞を受賞し、映画館でも上映。2019年には英国ロイヤル・ナショナル・シアター制作の「ナショナル・シアター・ライブ」に選ばれるなど、初演から80年以上経った今も世界中で愛され続けている。
稲垣は、「10年ぶりに、新しくなったPARCO劇場に立てることを心待ちにしています。久々に大人のラブコメディを演じることが今から楽しみです。ぜひご期待ください」と意気込みを語った。
そのほか共演には、黒谷友香、広岡由里子、浜田信也、桑原裕子ら、実力派キャストが出演する。
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