小雪、ブルネロ・クチネリ氏にインスパイア「すばらしいってことを夫に伝え、夫も興味を」

女優の小雪（48）が21日、都内で行われた伊ファッションブランド「ブルネロ　クチネリ銀座店　リニューアルオープニングセレモニー」に登場した。

カシミアをはじめとする上質な素材を使い、洗練されたデザインが特徴のブランド。銀座店は開店10周年を機にリニューアルオープンした。

小雪は、同ブランドの創業者ブルネロ・クチネリ氏と7年前にミラノで出会った際について「ブルネロさんの言葉で記憶に残っている言葉があって、『僕は客人を家族のようにもてなすことをポリシーに持っている』っておっしゃっていて、『あと1日時間があるなら、（本社がある）ソロメオ村に行っておいで。僕の妻と娘がいるからごはんを食べていって』っておっしゃってくれて。仕事でお会いして数日しか経ってないのに、こんな心のこもったもてなしをしてくださる心意気とか、おうちに遊びに行かせていただいて、そのときの記憶が今も脳裏に焼き付いている」と振り返った。

また、ソロメオ村で働くスタッフについて「ニコニコしていて、生き生きとしていた」といい、「そのときにいっぱいインスパイアされたことがあって、例えば、ブルネロさんは『空を見てぼーっとしろ』って（スタッフの）みんなに言っている。ぼーっとすると、自分が今おかれている、やらなきゃいけないこととかにとらわれすぎず、いろいろなイマジネーションを働かせると思う。人間的尊厳の生活を提唱していらして、こういうことが持続可能な雇用であり、社会であり、人間の生き方なんだなと感じた」と、刺激を受けたことを明かした。

「日本に帰って来てからも、（ブルネロ氏の考えが）すばらしいってことをまず夫（松山ケンイチ）に伝え、夫も興味を持って、ブルネロさんの著書を拝見するようになった」と話した。