1
解散したグループ「TOKIO」に所属していたタレントの国分太一氏が、番組降板を巡る日本テレビの対応について、日弁連に人権救済を申し立てる意向であることが22日、分かった。
国分氏は今年6月、過去にコンプライアンス上の問題が複数確認されたとして、日本テレビの番組「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板。その後、無期限で活動を休止している。
関係者によると、国分氏は番組の降板を決めた日本テレビの対応について「瑕疵(かし)がある」として、近く日弁連に人権救済を申し立てるという。
人権救済の申し立てが受理されると、弁護士会の人権擁護委員会や法務局が調査を行うことになる。
日本テレビは、事案の調査や降板の決定、公表に至るまでの対応について外部の弁護士らで構成するガバナンス評価委員会を設置し、先月に公表された最終意見書では「事案に即した適切な対応であった」としている。
この国分氏の意向について、株式会社TOKIOはテレビ朝日の取材に「その件は全く知りません」、STARTO ENTERTAINMENTも「現段階では何も聞いていません」と答えた。
広告
