元アイドルの其原有沙、「アイドルをやっていた時もソロで踊るってことはなかった」

俳優の佐藤弘樹（38）、其原有沙（24）らが22日、東京・品川区の六行会ホールで、舞台「お客様に神様です　HOTEL【2】」（26日まで）の初日を前に取材会を行った。

2023年4月に上演された前作の続編。太陽神アマテラス、国造りの大国主命ら日本神話の天津神と国津神が勢ぞろいしたツアー一行が集う「ホテル神山」を舞台にした笑いあり、涙ありの物語。

前作に引き続き、ホテルのコンシェルジュ役を務める佐藤は「前回はホテルに来る人が全員詐欺師っていう感じだったけど、今回はみんな神様ということでガラっと雰囲気が変わった」と言い、其原ら新たなメンバーも加わり「新しい風を吹き込んでいただいて、楽しくやらせてもらっている」と笑顔でPRした。

アイドル活動の経験もある其原は、今作からの参加で、祝祭と歌と舞踊の女神・アメノウズメを演じる。「アイドルをやっていた時もソロで踊るってことはなかったので、新たなチャレンジだなと思いつつ、ウズメの葛藤や舞うことの楽しさを伝えられたら」と意気込んだ。

コメディー要素も強く「ほぼほぼ初コメディー」という其原は「幼少期に“バカ殿”をずっと見ていて、出てみたいと思っていたので、コメディーは小さい頃から好きだったんだろうなと思う」と笑顔。「コメディーはテンポが大事とうかがっていたので、倍速でやってみようっていうのを初めて稽古でやって、2倍速で練習したあとにやってみるとテンポ感が体に残っていて、難しいけど、こういう稽古もアリだなと思った。大変だったけど楽しかった」と刺激を受けていた。