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2025年10月23日 20:17

長澤まさみ、幸せは「まず身の回りから得られることが多い」

長澤まさみ、幸せは「まず身の回りから得られることが多い」
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俳優の長澤まさみ(38)、永瀬正敏(59)が23日、都内で行われた、映画「おーい、応為」(大森立嗣監督)の公開御礼舞台挨拶に出席した。

浮世絵師・葛飾北斎の娘で、弟子として、ともに暮らし続けた稀代の絵師・葛飾応為(長澤)の、豪胆にして自由な、謎多き生涯を描いた作品。永瀬は葛飾北斎を演じた。

今作が公開されて約1週間。長澤は「感想文が送られてきます。映画を楽しんでくれたという言葉と、応為に興味をひかれたと。私と同じように応為の魅力に気付いたようで、もっと知りたいと思うきっかけになったという人もいたり。あと親子の物語に感動したという言葉もいただいて、うれしいです」と周りの反響を紹介した。

作品の内容にかけ、「生きる為に必要な事」を聞かれた長澤は、「私は以前、大森監督と(映画)『MOTHER マザー』で母親と息子の関係を描いた作品をやりました。その時に感じた親子や家族は小さな世界で生きている。今回も北斎と応為は親子という世界の中で生きていて。自分が出来上がるのは、その小さな世界からだと思う。外から見たら北斎と応為は変わっている親子かもしれないけど、お互いが尊敬して、認め合って、称え合って成り立っている関係だと思うと、その世界の中で学ぶことはたくさんあって。そこから自分がどう生きていきたいかが作られていくと思う」と持論を展開。「だからこそ幸せというのは、まず身の回りから得られることが多いのではないかと私は思っている」と思いを込めて話した。

永瀬は「自分というものを、ちゃんと持っていること。中学生時代から神様のように思っている方々にお会いしたことがあって、すごく優しくていい人。人に優しくできていい人なのは、ちゃんと自分があるからだろうなと思う。だから僕も人に優しくしたい」と実体験を交えて語った。

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