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俳優の北村匠海(27)が25日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた主演映画「愚か者の身分」(永田琴監督)の公開記念舞台挨拶に登壇した。
原作は作家・西尾潤氏の同名小説で、闇ビジネスから抜け出そうとする若者3人による3日間の逃亡サスペンス。
ある犯罪組織の手先として戸籍売買を行う主人公のタクヤを演じた北村は、「昨日から公開されて、やっと僕らのもとを離れて皆さまに届けることができた」と封切りを喜び、「この映画で僕らが見てきた景色は、今までの俳優人生で初めての経験もあった。感謝の多いここまでの旅だったな」と力を込めた。
この日は作品の舞台となった新宿歌舞伎町での舞台挨拶となり、「ここに立つ意味がある」としみじみ。「僕は歌舞伎町でオールアップした。街行く人が飲みに行ったり、ベロベロでお店から出てくる中でスタッフに囲まれていた。そういう思い出がよみがえる場所」と振り返り、「この映画で過ごした時間を今思い返せる感じがしています」とかみしめた。
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